本記事は暗号資産のエアドロップについて、その参加方法を初心者向けに解説した記事となります。
こんな人にオススメ
- エアドロップって結局どういうこと?
- お触りってなにをやればいいの?
- 興味はあるんだけど、意味不明な単語が飛び交うので怖い
エアドロ、お触りという単語は聞くけれど、具体的になにをやっているのかがわからないということがありますよね?
ふとXをのぞけば、意味不明な横文字呪文を唱えている人たちを目にするはず。
彼らはいったいなにをしているのか。
今回はそんな疑問を感じるみなさまが、暗号資産のエアドロップからお触りの本質までを理解できる記事となっています。
作者のお触り履歴
- お触りを始めて1年以上
- すでに100万円以上のエアドロを経験済み
- 複数名のメンバーでエアドロ情報を共有している
筆者はお触りを開始して、すでにエアドロップを複数経験しており、その総額は100万円以上あります。
筆者のエアドロ成績(一部抜粋)
- $MANTA:800$
- $ZKL:500$
- $STRK:2400$
- $ZK:800$
- $ZRO:2400$
- $BLAST:880$
その他にも少額のエアドロも大量に獲得していますので総額ではこれ以上にあります。
暗号資産ならではの稼ぎ方をぜひ知っていってください
暗号資産のエアドロップとは。参加&受け取り方を解説
エアドロップとは、初期の貢献者やプロダクトユーザーに対して、企業や取引所が設定した条件をクリアすることで暗号資産やNFTが無料で配布されるイベントのことです。
対象の暗号資産が取引可能な場合、その価格によっては大きな利益を得られる点が最大のポイントです。
設定された条件を満たす、または探る行為のことは「お触り」と表現され、ユーザーの間でさまざまな情報交換がおこなわれています。
エアドロップは暗号資産ならではの稼ぎ方
エアドロップの魅力はなんといっても一撃○○万というインパクトでしょう。
それなりの原資が必要な従来の投資とは異なり、エアドロップはわずかな投資が何百倍にも跳ね上がる魅力を秘めています。
- トレードは難しい
- それほど資金がない
- 浮き沈みの激しいアルトコインは怖い
こういった方でも利益を出すチャンスがある、というのがエアドロップというわけです。
筆者自身、今の毎日作業自体は1時間未満で済んでおり、本業との両立がしっかりできています。
エアドロップってどういう仕組みなの?
では肝心のエアドロップ対象となる条件についてを説明していきます。
結論として特定の期間までに決められた条件を満たすことです。
ここだけ聞くと、え、それだけ? となりますよね
条件を満たすだけで、彼らはトークンを配ってくれるんです。
普通に考えれば怪しさしかありません。なにかあるんじゃないか?と疑うのは当然です。
しかしことWeb3において、この手法は企業や取引所にとっては非常に重要なものなのです。
- 発行体のマーケティング戦略の一環であること
- 対象の暗号資産、またはサービスそのものへの知名度向上
- エアドロップを通じた流動性、ユーザー数の増加が期待できる
ユーザーが流入してくること。そしてチェーン内に資金が流入すること。
これこそがエアドロップ本来の目的です。
一般の企業がCMや広告を打つのと同じです。Web3ではやり方が異なるだけで本質は変わりません。
あくまで宣伝・マーケティングの一環ともなれば、少し印象もかわってくるのではないでしょうか。
エアドロップの原資はきちんと用意されています
いやでもその原資って投資家から巻き上げたものじゃないの?
まだまだ怪しいと感じる人はそう考えるかもしれません。
タダより恐ろしいものはない。確かに筆者も最初は疑いの目がありました。
しかしよくよく調べてみると、
エアドロップの原資はどこから?
- エアドロップの原資はプロジェクトに対する資金提供から
- トークンの分配比率(トケノミクス)の中に「エアドロップ用」という枠が存在する
- 何%を配りますと公言するコミュニティもある
というように集められた資金の中で、エアドロップという枠は最初から割り当てられていることが多いのです。
さらに、ここで資金提供という単語が出てきました。この資金提供という大枠が非常に重要です。
参考資料:LayerZeroが約165億円調達、a16zやFTXら出資(あたらしい経済より引用)
つまり資金提供が多いと、それだけ配布される量も多い、ということです
資金提供があるのかないのか。どこが出資しているのか。これはお触り活動を行う上で大事なポイントにもなっています。
筆者がエアドロップを知った経緯
$ARBのエアドロップ。これが筆者とエアドロップとの出会いでした。
2023年3月16日、イーサリアムのL2プロジェクトの1つである「Arbitrum(アービトラム)」が独自トークンである$ARBを発行すると発表があり、対象ユーザーに対して$ARBのエアドロップが実施されました。
当時お触りド素人であった筆者は当然知る由もありません。
(´◉◞౪◟◉)「ぐふふ、エアドロげっとしたおwwwww」
知り合いの何人かがこのような気持ち悪い反応をしていたのをおぼえています。
なんだよ、たかだか4000トークンもらったくらいでにやにやしやがって。
どうせそんな価値もつかないでしょう?
筆者は鼻で笑っていました。
$ARB=1.1$
(;゚д゚)(つд⊂)ゴシゴシ
――ああ、うん。4000$ね?
この瞬間、筆者はお触り大好きマンとなり、「ぐへへ…トランザクション、ぐへへ…ぼくお触りだーいすき…」と夜な夜なつぶやくようになったわけです。
詐欺に注意して。防御力を高めましょう
そんな典型的あるあるダメ人間の醜態を晒したところで、話を真面目に戻します。
このようなチャンスが転がっているお触り界隈ですが、参加する前に必ずおさえておくポイントがあります。
お触り界隈は危険がいっぱい
- 常に詐欺にあう危険性がある
- 詐欺が怖いのであれば使用するウォレットは新しくしましょう
- DYORを心に刻みましょう
こちらが基本の心構えとなります。
使用ウォレットは詐欺対策を施そう
お触りに使用するウォレットについてはどれを使用するのかをよく吟味しましょう。
安全を考慮するのであれば、まずは新しいウォレットを用意するのがいいでしょう。
ちょっとした失敗で大事な資産を奪われるとなっては、せっかく踏み入れた世界からも退場せざるを得なくなります。
たとえばこれ、
X上ではこのようなスキャムが平然と現れるのが日常です。
失敗しても問題ない、なにかあったとき用に保険を残しておくなど、なにがあってもDYORとなるように防御力を高めていきましょう。
絶対に新しいウォレットじゃないとダメ?
新しいウォレットを使う利点としては、もともと所持しているものを守れる点です。
ただお触りという目線からすると、新しいウォレットを使用することが不利に働くこともあるのです。
それが今まで動かしてきた活動履歴が0になるということです。
- NFTを売買した
- BCGで得たトークンをスワップまたはブリッジした
普段使っているウォレットであればこういった日々の活動履歴があるはずです。
後で詳しく述べますが、お触りにおいてはこのアクティビティが重要視されることがあります。
そのためこの履歴を重要視するのであれば、既存のウォレットでの参加も1つの考えなのかもしれません。
とはいえどちらか迷うのであれば新しいウォレットを作りましょう
具体的な詐欺対策って?
筆者はお触り活動を始めて10か月以上経ちますが、その間詐欺被害にあったことは1度もありません。
そんな筆者が徹底している対策について簡単に共有しておきます。
筆者が意識する詐欺対策
- エアドロは早押し選手権ではありません
- なるべくXで検索しない
- コミュニティ間で情報を共有すること
ここでの本質は焦らないということと、自分自身で新鮮な情報を取りにいかないということです。
コミュニティに頼るというのが安全の秘訣かもしれません
エアドロップの受け取り方。トランザクションが重要です
ここからは具体的な話です。
実際にどのようにすればエアドロップを受けられるのか。
結論、エアドロップ対象として判定されるために必要なものはトランザクション(取引履歴)です。
トランザクションの作り方
- 他チェーンへのブリッジ
- 暗号資産のスワップ
- DEXに流動性を提供する
- マーケットプレイスでNFTを購入する
このような方法が基本となり、
お触り実践編
- 各種サービスで上記を実行する
- 実行する際はある程度の金額を利用する
- 定期的に実行する(週1回・月1回)
- 狙うべきはプロジェクトに大きく絡んでいるサービス
このような作業を行うことで、エアドロップ直前に実施されるスナップショットに備える。
これが1つのサービスからエアドロを受け取るまでの手順となります。
スナップショットというのは、ある特定の期間を区切って、それまでの取引記録やウォレット残高を抽出する作業のことです。
ブロックチェーンへの記録によって、このような情報の閲覧が第三者にも可能となります
この一連の行動そのものはウォレットアクティビティの強化につながる、ということを覚えておいてください。
$ARBのエアドロ判定はポイント制だった件
ウォレットアクティビティという聞き慣れない言葉が出てきましたね。
それを説明するために、さきほど紹介した$ARBの例に話を戻しましょう。
$ARBのエアドロップ条件は上記のサービス利用状況をポイント化することで配布量が決定されました。
$ARBのポイント獲得条件(一部)
- Arbitrumチェーンに資金を移動する【超重要】
- 異なる月に取引を行う(2回・6回・9回)
- 特定の回数以上の取引を行うか、異なるスマートコントラクトと取引する(4~100)
- 合計で○○$を越える取引を行う(10000$~250000$)
- 合計○○$の資産をArbitrumにブリッジする(10000$~250000$)
このような条件がこれ以外も含めて合計14つに分類され、獲得したポイントによって配布されるトークン量が決定される。
これが$ARBのエアドロップ判定条件でした。
これらの判定基準として利用されたのがトランザクション、つまりはそのチェーン内の取引記録です。
これを積み重ねていくことがウォレットアクティビティを強化するということです
参考資料:Arbitrum、約2100億円規模の大型エアドロップを振り返る|今後の獲得戦略も解説(Crypt Timesより引用)
超重要
$ARBのこの一連の結果・条件はウォレットアクティビティがいかに重要かの貴重なサンプルとなっていますので必ずおさえておきましょう
筆者自身も、この基準を忠実に守り続けることで数多くのエアドロップを獲得できました。
骨の髄まで染み込ませておくことをおススメします
お触りをする前に覚えておくべき4つのポイント
トランザクションが重要、ということをこれまでにお伝えしてきました。
よし、めちゃくちゃ触るぞ!とテンションが上がった方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、ここからも大事な話です。
お触り界隈に触れる前に覚えておくポイントがいくつかあります。
ポイント
- 最も大事なのは「ちゃんとやっているか」です
- とにかくまずは「参加すること」が大事
- 「もらえる」と「増やす」は別問題
- ウォレットアクティビティとその先の話
- メンタルが削り取られる話
よしこれからお触りだ!という方に向けて、とても大事な話をしていきますのでぜひ目を通してください。
本質を理解する間もなく「じゃあ100回これをやります!」と脳死で動き出すと、だいたいろくな目に合わないので注意が必要です。
やるか? or やるか?
結論として、やらない人にはエアドロップは絶対に獲得できません。
まずはやりましょう。できるできないは置いといて、やりましょう。
成功する人は必ず「ちゃんとやっています」
ええ、めんどくさい。俺は好きにするから放っといて、というのもいいでしょう。
ただその末路として、
- 資金がゴリゴリ減っていく
- 本当にこれの意味あるの?
- やることが多いのに動かせる資金がない
- どうして他の人ばっかりたくさんもらっているの?
こういった負の感情が待ち受け、悶々と人の成功体験を悔しく見守る未来が待ち構えているかもしれません。
そういうのが嫌だ、という方はぜひ「ちゃんとやる」という具体的な手法を次から学んでいきましょう
まずはとにかく参加してみること
大前提として「お触り」は疲れる行為です。
- Metamaskに新しいチェーンを導入する
- 英語だらけのよくわからないサイトで自分の資金を移動させる勇気
- よくわからないけどとりあえずやれ!っていわれたからやる!
だいたいの人はこの時点で「もうやだわかんないやーめた」となります。
大事なのはそこから一歩チャレンジしてみること
筆者ももともとはド素人。たかが1年参入が早かっただけのちんちくりんでした。
まずはやってみる。
上記の$ARBのエアドロップ判定を思い出してみましょう。
チェーンに資金を移動するだけでエアドロップ対象になれたのです
もちろんこれは結果論で次もそうだとは限りません。
ですがやったかやってないかの境目は大きいこともあるのです。
というわけでまず最初は肩肘張らず、とりあえずやってみましょう。
もらえると増やすは別問題
耳障りのいい建前はこの辺にして本音のターン。
最初はだいたいの人が「あれも大事!これも大事!それも触らなきゃ!」と右往左往します。
目の前の先輩諸氏はよくわからない、聞いたことのない横文字を連呼しています。彼らと肩を並べなくてはいけません。
けれども少し待ってください
最初に見るべきは彼らではありません。まず見るべきは「自分がやるべきこと」です
こういう人たちはエアドロップの獲得量を増やすために行動しています。
つまり彼らの行動理由は初心者目線からすると二歩も三歩もぶっ飛んでいるわけです。
彼らはやれることはなんでもやります。
そして「今からお触り頑張ろう!」と意気込む人々とは次元が違う資金力も持っています。
足りない資金と摩耗するメンタルを抱えて己が身をごりごり削るその傍らで、彼らは平気でその数倍の資金をもれなく積み上げていきます。
彼らにとっては100、200$なんてのは些細な金額でしかありません。躊躇なく1000$突っ込んだかとおもいきや、次の瞬間には別のアカウントでさらに資金を追加しているような連中です。
こういう希少種の存在を、まず頭から切り離してください。
彼らをスタンダートにすると、後々えらいことになります。
ここはおさえよう
お触りには段階があり「ウォレットアクティビティ」が活きるケースと「資金力」が活きるケースがあります。「資金力」はあればあるほど有利となりますが、初心者の方はまずは「ウォレットを育てる」というところから始めましょう
「ウォレットアクティビティ」と「資金力」とでは戦場や戦術がまったく異なるのです
こういう背景を理解していないと、疲弊の原因となってしまいコツコツとした継続ができなくなる可能性があります。
「もらう」ことと「より増やす」ことの違いはしっかりおさえてください。
活動に参加して間もない方々はまずエアドロップを「もらう」ための行動をしていきましょう。
ガス代と一緒にメンタルが削られる話
結論として自分自身のスタンスやルールを作りましょうというお話です。
トランザクションが承認されるためにはガス代、いわゆる取引手数料が必要です。
つまりトランザクションを刻めば刻むほどそれだけガス代がかさんでいきます。
極端なガス代こそ不要ですが、ある程度の取引回数をこなすとやはりそれなりの金額にはなるのです。
なにより重要なこととして、エアドロップが利益になる保証はどこにもないわけです。
こういう状況で「毎週やるべき」「毎日やるべき」ははたして正解なのでしょうか?
俺は爆益を狙うんだ!多少のリスクなんて気にしないぜ!と納得しているのであれば問題はないでしょう。
ただそれ以外の人は?
エアドロが「あるかもしれない」という状態をあなたはどこまで耐えられますか?
自分自身のスタンスやルールをしっかり定める、周りがなんと言おうとも「うるせえ黙れ」と言えるくらいの自分なりのルールを決めておく。
これがお触りを長く続けていくコツだと筆者は考えています。
初心者必見。お触りに参加する方法を解説
ここからはお触りを始める際に準備しておくものをいくつかご紹介します。
お触りに持っていくもの
- お触り用のウォレット
- 0.1ETH程度の軍資金
- ガス代(取引1回につき100円くらい)
新しいウォレットというのは先に述べた通りですので、ここでは用意しておくべき軍資金について深掘りしていきたいと思います。
常に軍資金をウォレットに入れておきましょう
お触りに必要な金額はだいたい1つのブロックチェーンに対して0.1ETH、金額にして100~200$が目安です。
この軍資金が毎月必要ということではありません。
目安の金額が0.1ETH前後としたのには理由があります。
- ウォレット内の残金が足切りラインとなる可能性がある
- 多めの金額で取引すると有利な点が多い
- ウォレットアクティビティを重要視しているため
順番に解説します。
ウォレットに金額を残しておくこと
これはいわゆるスナップショットや足切り対策のためです。
これは筆者のお触り記録となるのですが、この時点では「Current Balance」という項目に×がついていることが確認できます。
こちらの表はあくまで参考程度でエアドロを保証するものではありません
あくまで過去の事例と照らし合わせた話なのですが、この時点でスナップショットがあった場合、筆者は最悪エアドロップの足切り対象となる可能性があります。
普段からこのウォレットを利用しているにもかかわらず、です
第三者に正しい活動履歴をアピールするためにも、ウォレットにはある程度の金額を残しておき、スナップショットに備える必要があるのです。
ブロックチェーンに金額を残す際は、そのチェーンのガス代トークン(ETHなら$ETH、Polygonなら$MATICなど)を常に100$以上残しておくことを強く推奨します。
取引は多めの金額が有利
これはボリューム(取引量)を稼ぐ意味合いがあります
- ウォレットアクティビティにおいてはある程度のボリュームが必要
- 少ない金額だと取引回数がかさむためガス代がきつくなる
タスクによっては「最低これくらいの金額をスワップしてね」と指定されることもあるので、100$といわずとも30~50$くらいは動かした方が効率的です。
100$相当のETHを
Aというチェーンから、Bというチェーンにブリッジし、Aというチェーンに資金を戻す
これで合計200$の取引となります。このやりとりを5回繰り返せばボリュームは計1000$となるという計算ですね。
ボリュームとトランザクション回数をバランスよく増やしていきましょう
これはやらないほうがいいという話
同じタイミングで何十回と取引を行うことはタブーとされています。
明確な足切り対象となっていたり、ウォレットそのものに「怪しいです」とレッテルを貼られることもあるため注意が必要です。
ブロックチェーンが何を求めているのか、を意識しましょう
過去の例から傾向を分析すると
控えた方がいい行動
- ごく短期間で大量の取引を行う
- 長期間にわたって取引の履歴がない
- スワップのみを繰り返し、流動性提供などを含む各種のサービスを利用していない
- 異なるウォレット間で資金を橋渡しする
こういった行為は「エアドロップだけを狙っている」と相手側に認識されるリスクがあります。
その結果、エアドロップを受け取るにあたってなんらかのペナルティ、もしくは減点対象となることがあるため注意が必要です。
チェーン側からすれば、用意しているものを「正しく」使って欲しいですもんね
トランザクションを残してみよう
具体的にトランザクションが刻まれる例をいくつかご紹介します。
トランザクションの残し方
- チェーンからチェーンへブリッジする
- 資金をスワップする
この2つを例にします。
Orbiterでブリッジする
こちらはOrbiterというサービスを利用し、手持ちのETHをイーサリアムチェーンからzkSync Eraチェーンへブリッジするケースです。
上記のトランザクションはこちら
これにより刻まれるトランザクションによって、
この結果
- zkSync Eraに資金を移動した
- 約0.04ETH(およそ80$)の資金を利用した
- 7月にチェーンを利用した
- 7月1週目にチェーンを利用した
- 7月2日にチェーンを利用した
という情報が記録されたことになります。
Syncswapで資金をスワップする
今度は移動した資金をスワップ(交換)します。
zkSync Eraチェーン上でのサービス『Syncswap』を利用し、ETHをUSDCに交換します。
その際のトランザクションはこちら。
これにより、
この結果
- Syncswapでスワップをした
- 約0.05ETH(およそ95$)の資金を利用した
- 7月にSyncswapを利用した
- 7月1週目にSyncswapを利用した
- 7月2日にSyncswapを利用した
という記録がトランザクションによって刻まれるというわけです。
この辺でなんとなく察してもらえるかと思いますが、
つまりお触りとは、これの繰り返しなわけです
より詳しいブリッジやスワップのやり方につきましては、
こちらの記事を参考にしてください。
トランザクションの例としては他にも、
トランザクションの一例
- 流動性提供
- レンディング
- NFTのMINT
などなど多岐にわたりますので、併せてこういったものにも参加していく必要があります。
いざ実践。筆者のお触り事情を公開します
ここからは実際に筆者が過去日常的にお触りをしていたネットワークやサービスについてご紹介いたします。
筆者がおもに触れていたサービスは3つです
筆者がおもにお触りしているブロックチェーンネットワークは以下の3つ。
筆者のメインお触り事情
- zkSync Era
- Layer ZERO
- Starknet
そして今現在取り組んでいるものが、
これから触ろうかなというやつ
- Polygon zkEVM
- Scroll
- Linea
という状態です。
はい横文字、はいもう無理、はい解散解散!
となる気持ちは十分わかります。ですがステイです。画面を閉じる前にちょっとステイです。
要はそれぞれネットワークで同じことをしているだけなんです
ここが本質です。
お触り実践編の本質
- エアドロップに有効そうなサービス、dappsを見極める
- ウォレットアクティビティがエアドロに有効なチェーンを探す
- 自分のできる範囲でトランザクションとボリュームを稼いでいく
難しそうに見えますが、こういった作業の繰り返しがお触りというもなのです。
筆者がお触りをする上で気をつけていること
とにかく整理すること、優先順位をつけることを筆者は徹底しています。
まず声を大にして主張したいことが、
そもそもサービスが多すぎる
という点。お触り界隈はとにかくごちゃごちゃしています。
わちゃわちゃに見える原因としては、
ややこしく見える原因
- 資金提供が大きくエアドロップの可能性が高いためネットワークそのものの注目度が非常に高い
- そんなネットワークがゆえに、さまざまなサービスが参戦してくる
- 結果として1つのネットワークに10~20ものサービスが存在することに
- お触り目線からするとそういったセットが複数存在することになる
お触りをする立場からすれば、あっちもこっちもというとてつもない視野の広さが必要です。
そのため、ある程度の割り切りが必要だと筆者は判断しました。
今日は○○というネットワークの○○を触る。みたいな感覚がつかめるとベストです
とはいえ、本質はトランザクションを継続的に残すことです。
あれやそれやと振り回されずに原点をしっかりとおさえていきましょう。
まとめ
以上をまとめると、
まとめ
- お触りの本質はトランザクションを残すこと
- 参加する際は防御力はお高めに
- まずはやってみることからはじめましょう。余裕があれば複数のネットワークへ
となります。
あくまで今回はお触りを始めるための下準備といった内容です。
本格的なネットワーク追求を行う前に、まずは基本的な知識や本質を身につけるところから始めていきましょう。
スキャムや詐欺で悲しい想いをしないためにも、最大限のDYORを携えてお触りに臨んでくださいね。
それではまた次の記事で。