今回は最近メインネットが稼働したLineaについて、そのエアドロップを狙っていくための記事となります。
この記事の内容
- Lineaへの参加方法がわかる
- Lineaでのお触りがわかる
- Lineaとはどういうネットワークなのか
他にも手が回っていないのに、また新しいところが増えたのか。という方が多いかとおもいます。
しかしお触りの重要なポイントとしていつ参加したのかというものがあります。
参加が早ければ早いほど恩恵があるのはお触り界のド定番。
「参加した」と「参加していない」の差は想像以上に大きいです
というわけで今回も参加方法からサービスの一覧までを網羅しました。
こちらの記事を読むことで、すぐにでもLineaに参加することができます。
記事全体の結論
- 最優先事項ではないが今すぐ参加しておくべき
- 後は大量のタスクが発生する可能性あり
- まずはできる範囲から。とにかく今は参加しよう
これらへの参加がまだという方は、ぜひこちらのネットワークからはじめていきましょう。
Lineaでエアドロップはあるのか? まずは現状把握
まずLineaとメタマスクが密接な関係性にあることをご存じでしょうか?
Lineaを開発する運営会社はConsenSysといい、これはみなさまが普段使用されているメタマスクを運用する会社でもあります。
LineaはもともとConsenSys zkEVMと称され、この字のごとくzkロールアップを導入したイーサリアム上でのL2ネットワークです。
現状Lineaで行われてきた施策については以下の通り、
これまでのLinea
- Linea Voyageというテストネットで行われたキャンペーンが終了
- Linea Mainnetが本格的に稼働
大がかりで巨大のようにイメージされますが、実はまだ稼働間もないネットワークであることがわかります。
では同様のL2でもあるzkSyncやStarknetとはなにが違うのか。
ここが気になるところですが、Lineaを運営するConsenSysもその他のL2サービスと同じく、投資家やVCから多額の資金提供を受けています。
特筆すべきはその投資額です。
出資元はソフトバンクやマイクロソフトの名前があり、約7億$という資金調達額は他のチェーンとくらべても最大規模。
この状況下においてオープンされたLineaメインネット、そこに密接に関わるメタマスク。そのどちらにもトークンの発行は確認されていません。
お触り民が注目しないはずないですよね
ただLinea公式の言及では、
Linea は、イーサリアム メインネットから直接ブリッジされたイーサをネイティブ通貨として使用します。既存または差し迫った Linea トークンのセールやドロップに関する広告はすべて詐欺であり、ユーザーはこれらを避けるよう注意する必要があります。
Linea公式『The Next Step in Linea’s Journey, Mainnet Alpha, is Here』より
このようにエアドロップの言及を避けています。
というのがLineaというネットワークの現状であります。
こうしたことを踏まえ、ここからどのようにエアドロップを狙っていくのかを考えていくことにしましょう。
Lineaでエアドロップを狙う方法。やっぱりトランザクションです
Lineaにおいても過去のお触り界隈とノウハウは変わりません。
基本的にはトランザクションがやはり重要です。
Lineaでのお触りまとめ
- ある程度の資金をLineaの中で動かしていく
- なるべく多くのサービスに触れる
- 長期間継続する(週1・月1単位で)
他チェーンと異なるLineaならではの注目点としては、ネットワーク自体が稼働して間もないということです。
結論として他チェーンよりも情報に振り回されやすいです
コラボと称したタスクが国内外のインフルエンサーにより拡散され、我々のTLをあっという間に埋め尽くすでしょう。
こういう傾向はL2全体の特徴でもあり、それだけ注目度が高い領域であることがわかります。
しかし根っこの部分はそのサービスをどれだけ利用しているかに帰結するため、重要なのはやはりトランザクションなのです。
Lineaに参加する方法。ブリッジ方法を5つ解説します
大前提を確認したところで、実際にLineaに参加する方法を解説します。
Lineaへブリッジできるサービスをまず5つご紹介します。
Lineaへブリッジできるサービス
- Linea Brdge(Linea公式)
- Orbiter
- Layerswap
- rhino.fi
- Owlto Finance
公式を除く4つのサービスはどれもガス代が安く、送金速度も早いためどれを使用しても問題ありません。
この中ではOwltoがめちゃくちゃ便利だなとおもっています
ですがおさわりにおける重要なポイントとして、
1つのサービスを利用し続けるのではなく、すべてのサービスを最低1回は利用する。
これはLinea内において多様なトランザクションを残すほかに、ブリッジサイトそのもののエアドロップを期待する目的があります。
いやいや全部利用しろとか無茶をいうな、というのはごもっともですので、ここからは5つのブリッジサービスの使用方法を簡単に紹介します。
そのうえでまずは使いやすそうなものを把握することからはじめましょう。
Linea Bridge(公式)
こちらがLinea公式のブリッジサービスとなります。
ウォレットの接続を済ませると、こちらの画面に移行します。
Linea Bridgeでは着金時のclaim処理が自動か手動かを選択することができます。
自動入金は従来のブリッジと同じ感覚で使用することができます。こちらを手動にした場合はウォレットへのclaimに追加でガス代がかかるため、基本的に自動のままで大丈夫です。
Linea以外の公式ブリッジもこのような仕様になっているところがあります
Orbiter
もはやおなじみとなったOrbiterです。
というわけでLineaへの道筋もきっちりと用意されているので、こちらは普段使いにおススメできるサービスです。
困ったらOrbiterというくらいに便利ですね
Layerswap
各チェーンへのブリッジだけではなく、CEXへの送金も可能なブリッジサービスが特徴です。
幅広いチェーンに対応しているため、ちょっと困ったときに役に立つような側面があり、引き続きお世話になるDappsだとおもいます。
こちらも1度は利用するようにしましょう。
かゆいところに手が届くイメージ!
rhino.fi
レンディングサービスとしての一面が強いrhino.fiですが、こちらもLineaへのブリッジに対応しています。
開通当初は送金にかかる手数料無料キャンペーンをいち早く導入し、ブリッジするならrhino.fi一択といわれる時期もありました。
UIに関しては最近仕様が変更され、ウォレット全体の資金内訳や送金にかかる費用が細かく明示されるようになり、わかりやすさが増した印象があります。
以前はなにをするにしても入金(Deposit)が必要だったのでこれは良アプデですね
ブリッジ手数料は3~5$程度とこちらも少額です。
対応チェーン数は前述のLayerswapには及びませんが、利用していてなかなかに優秀だなと感じるポイントがありました。
Owlto Finance
Lineaメインネットの稼働とともに突如として現れたブリッジサービスですが、こちらも非常に使いやすいサイトです。
軽い、早い、安いの三拍子がそろっており、BaseやZoraといった新進のチェーンにも対応可能。操作もわかりやすいです。
単純におススメできるのですが、UIがとあるブリッジサービスに似ていてもにょもにょ…
出金させるならどこがいい?
話は少し脱線するのですが、「入金は問題ないが出金時に問題がある」とよく質問をいただきます。
実際その通りでして「→Lineaだと問題ないが、Linea→だと時間がかかることがある」というのは筆者もよく感じます。
やだ…ぜんぜん資金が届かないんだけど…ぴえん
と不安に感じた経験があるのではないでしょうか?
数十分ならまだしも1日経っても着金しない、というのはメンタルによくありませんよね。
そこで筆者がお触りついでに上記5つのサイトそれぞれでLinea→ETHチェーンへの出金を試してきました。
その結果、
出金におススメなところ
- 出金(着金まで)が早い(コントロールできる)のはOwltoとrhino.fi
- 逆に面倒なのがLinea公式とLayerswap
このような結論に至りました。
Owltoは比較的入金から着金までが早い印象でした。
とはいえ10分程度はかかる感じですね
ただOwltoの優しいところとして、
このようにスピードアップしたらどうですか?という提案がこっそりと表示されることがあります。
メタマスクでいえばアクティビティにある「スピードアップ」機能がありますが、これを活用してガス代を追加すると着金をさらに早めることができます。
L2ですので追加するガス代は当然ながら極安です
rhino.fiでは手数料こそそこそこ高い印象がありますが、着金自体は比較的早め。
ガス代追加での高速化も可能で「確実に資金が戻ってくる」という安心感があります。
UIがわかりやすいので、視覚的な意味でも安心できますね
逆に着金に対して不安を覚えるDappsもあります。
こちらはLayerswapでの出勤時の表記です。ETHチェーンへ資金を戻す際には、たいがいこのような注意書きがあり、状況にもよりますが着金のについてもおおむねこの表記通りである印象です。
戻す際の注意点として、Dappsによっては着金時の受け取り方法を指定しなくてはいけないことがあります。
基本的には自動入金のままで大丈夫で、特に何かを選ぶ必要はありません。
手動入金の場合は着金における承認が必要、つまりは追加でガス代がかかるためメリットを感じません。
ところがぎっちょん!
それをふまえてLinea公式なのですが、こちらは着金までの時間が長いだけではなく、デフォルトの設定が「手動入金」に設定されているため初心者に優しくありません。
この仕様を理解していないと、トランザクションが承認されているにもかかわらず資金が入金されていないように見える(実際はもう着金している)ので、
もうやだLineaきらい…
とならないためにもしっかりとこの仕様を理解しておきましょう。
上述しておりますが、最低1回は各サービスに触れることをおススメしています。ですので、さあLineaお触りするぞ、という方は逃げずにLinea公式も必ず触れるようにしてください。
Lineaにあるサービスに触れよう
ここからはLineaネットワークでどのようにトランザクションを残すかを解説していきます。
トランザクションの具体例
- Lineaを介した資金のブリッジ(入出金)
- Linea内でのスワップ
- 流動性提供
- NFTの購入、トランスファー
具体例としては以上が挙げられます。
なお流動性提供の利用については本記事は推奨いたしません
魔神たちはお好きにどうぞ
次に考えるポイントは上記のトランザクションをどこで刻むかという点です。
以下に現時点でご紹介できるサービスを列挙します。
分散型取引所
ネームサービス
各サービスへはそれぞれリンクから飛べますのでご活用ください。
DeFi(分散型取引所)
簡単にサービスをご紹介します。
こちらのDappsでは流動性提供やレンディングなどのサービスも一通りそろっています。
特にHorizonDEXにいたっては事前にLPをつくっていた参加者にはエアドロを確定させるというアナウンスがあり、ひそかに盛り上がりをみせていました。
LineaSwap
HorizonDEX
EchoDEX
これらのDappsではスワップや流動性提供が可能です。
お触りとしてトランザクションを残すのであれば、まずはこれらのサービスに触れることからはじめましょう。
NFTマーケットプレイス
LineaチェーンにおいてもLineaで鋳造されたNFTをMINTするサービスがあります。
NFTのMINTもトランザクションの1つですので、幅広いサービスに触れるという意味でここもおさえておく必要があります。
とはいえOpenseaとは異なりLineaでのNFT市場はまだまだ未成熟。
そのうえでどのようなNFTがあるのか、という現状をこれからご紹介します。
Bilinear
Bilinearではなにがあるのか、というとLinea Voyage記念NFTが販売されているということ。
Linea VoyageとはLineaメインネット開始前のテストネットキャンペーンであり、このNFTはその参加者に配布されたものです。
現時点では保有の有無とエアドロの関係性が一切不明のままであり、
いやこれエアドロ目的なら持っておいたほうが…
といった疑心暗鬼を絶賛なうで振りまいているコレクションとなっております。
Zonic
LineaやPolygon zkEVM、Arbitrum Novaなど比較的新しいチェーンでのNFTコレクションがまとまっているマーケットプレイスです。
zkSync Eraなどは上位100コレクションの保有者に対して記念NFTをエアドロする、といったイベントがあったことから、このように各チェーンのNFTを確認できるというのがZonicのメリットになります。
Ominbase
こちらは少し上級編です。
LineaのNFTとは少し趣が異なるものでNFTを他チェーンにブリッジできるサービスとなります。
いわゆるLayerZeroというものを利用しています
ここでの目的はNFTを異なるチェーンに移動させたというトランザクションを得ることにあり、
こちらでLineaを選択してこの謎のNFTをMINTすると、LayerZeroというプロトコルを介してNFTがLineaネットワークへブリッジされます。
これによりLinea&LayerZeroのトランザクションが同時に達成できるわけです
Lineaが絡んでいるサービスの1つとして捉えておきましょう。
ドメイン作成(ネームサービス)
やっぱりLineaにもありました、ということで各チェーン定番となるドメイン作成です。
ドメインの候補を決めてMINTする。やり方そのものは他チェーンと変わらずです。
作成に5~7$ほど必要になるため、この点にだけご注意ください。
Lineaはまだ初期段階。注意すべきポイントとは
最後にLineaでのお触りをする上で個人的におもうことをまとめます。
主観を多分に含むため、あくまで参考程度に目を通してみてください。
ポイント
- あくまで重要なのはトランザクション。タスクの山に惑わされないで
- 流動性提供は怖い。安心できないDeFi事情
- 優先順位をしっかりつけましょう
どういうことなのかといいますと、
無理してタスクをこなそうとするな。ということです。
タスクの山に惑わされないで
お触り界隈が注目されているからなのか、最近のプロジェクトはキャンペーンと称して大量のタスクを化してくる傾向があります。
たびたび名前をあげたLinea Voyageがまさにそれに該当し、筆者は参加を検討すらしなかったほどです。
大量のタスク提示は、
自分はこれだけのタスクをこなしたんだからきっと恩恵を受けられる
このような思考に参加者を追い込み、いつしか彼らをタスク大好き消化マンに置き換えてしまいます。
じゃあやっぱり全部やったほうがいいのか、と聞かれれば当然こう答えます。
全部やったほうがいいに決まっています
これは間違いありません。ですが現実そんなわけにもいきませんよね?
やれるのならやったほうがいいが、無理してやるほどでもない
これくらいのスタンスで臨みましょう。
目をギラつかせて執念でしがみついた結果がただの記念NFTだったとしても、まあいっかで流せるくらいの塩梅を目指してください。
次や!次!の精神はマジで大事です
流動性提供は怖い。最優先は生き残ること
仮想通貨の世界に安全な場所など存在しません。
ハッキングやラグなど資金が奪われる、持っていかれるというアナウンスは日常茶飯事です。
というわけで抵抗感がありすぎる筆者は流動性提供をおこなっていません。流動性提供というタスクがあったとしても筆者はスルーする子が多いです。
ここは本当に筆者個人のマイルールで、生き残ることを最優先にしたがゆえの判断だということはご理解ください。
生き残りましょう!
優先順位をしっかりつけましょう
これについては新しいチェーンよりも今までのチェーンを優先するべきだとおもいます。
新しいネットワークは次から次へと生まれます。
飛び込めば飛び込むほどタスクに追われ、活動の時間が延び、気づいたときには疲弊の色が隠せなくなります。
心構え
- できるときにできるやつだけを
- 無理なときはなにをやっても無理
- チャンスを逃しても次や次!ですぐ切り替える
- わからないことがあれば聞いて真似する。自分で開拓しようとしない
大事なのは長く続けていくこと
ゴールの見えない闇の中を必死に手探る日々ですが、基本は学んで楽しんでいくスタイルで続けていきたいと考えています。
いっしょにがんばっていきましょう。
まとめ
以上をまとめると、
まとめ
- Lineaは最近メインネットが稼働。資金調達額は最強クラス
- やることは今までのお触りとだいたい同じ。サービスをしっかり把握しましょう
- 自分なりの優先順位をしっかりつけていきましょう
まだまだ未開拓な部分が多いLineaですがまずはこれならできるというものを見つけることから始めていきましょう。
みなさまの懐事情が潤うことに期待しています。
それではまた次の記事で。