今回は仮想通貨初心者である筆者がコインチェックで仮想通貨を購入“しなかった”記事となります。
仮想通貨の口座といえば『コインチェック』ですよね。わたしも「よし仮想通貨に挑戦しよう」と決意してすぐにコインチェックで口座を作りました。
ところが銀行から口座に入金をして、ふと思ったのです。
本当にここでいいのだろうか…?
こんな疑問はないですか?
- 仮想通貨を購入して仮想通貨デビューしたいと思っている
- どこの取引所を使ったらいいかがわからない
- 本当にコインチェックが大正義なの?
おすすめの口座を調べているうちに、キラキラと輝くメリットの波に流されてはいないでしょうか?
今回は口座開設する前に、チェックしておくべきことを中心にお話ししたいと思います。
こんなことがわかります
- 口座選びの1つの基準がわかります
- 自分がどういった運用をしていきたいのかを考えられるようになる
- いろいろ面倒な人はコインチェックがとてもオススメ
ちなみにわたしはつい1週間前に仮想通貨デビューを果たした完全初心者です。
ただ基本的に性格がひねくれているので、わからないことがあったら納得するまで調べてしまうタイプです。
おすすめってことは裏があるんだろう? そうなんだろう?
ちょっと仮想通貨はじめてみようかな、という同じ初心者の方々の参考になれればと思います。
初心者のわたしがコインチェックを選ばなかった理由3選
いきなりですが結論です。
理由
- 手数料無料とはいうけれど、実は手数料っぽいものを取られていたから
- コインチェックではできないことが多かった
- 他の取引所のほうが自分のやりたいことにマッチした
以上が理由です。
そして最終的に私が選んだ国内取引所は『GMOコイン』です。
だからといってコインチェックが他の取引所より劣っているとは思いません。
もし仮想通貨をすぐに購入したいと考えているのであれば、コインチェックは最優先にオススメしたい取引所でした。
興味がある方はぜひ下のリンクから公式サイトをチェックしてみてください。
コインチェックはこちらから
コインチェックは仮想通貨へのハードルを下げてくれます
超初心者なわたしが勝手ではありますが、コインチェックを一言で表すならこうです。
国内の仮想通貨取引所では取扱仮想通貨数がもっとも多く、またダウンロード数1位を誇るアプリは非常に見やすくわかりやすいのです。
ネットショッピングで買い物をするような感覚で仮想通貨を買えてしまう。この敷居の低さにとても驚きました。
仮想通貨がなんか怖い、ちょっと怪しい。コインチェックはこんな仮想通貨のイメージを取り払った取引所です。
こんな人にはコインチェックがオススメ
- 難しいことは置いておいて、とにかく仮想通貨を購入したいという人
- 頻繁に仮想通貨を購入する予定がなく、こつこつと積立していきたい人
- 気軽にいろんな仮想通貨に触れてみたい、ちょっと買ってみたいという人
コインチェックの概要
取扱通貨数 | 17通貨 |
取引手数料 | 無料 |
最低取引単位 | 500円相当 |
入金手数料 | 銀行振込:無料 コンビニ・クイック入金:770円~ |
出金手数料 | 407円 |
送金手数料 | 通貨による 例)BTC:0.0005BTC |
積立手数料/口座振替 | 無料 |
こちらの概要をわたしの実感を通してまとめると、
コインチェックの特徴まとめ
- 取扱通貨が国内最多。だいたいの通貨が揃っている
- 購入に手数料は不要。積立による手数料や口座からの振替手数料も無料
- 入金や出金、送金においては手数料がかかる(無料な取引所もある)
このようなメリットがあるとおもいました。これ以外にも、
その他の特徴やサービス
- アプリの見やすさ、使いやすさがずば抜けている
- マネックスグループの完全子会社でセキュリティ面の安心感
- 貸仮想通貨サービスの利率が国内最大級(最大金利5%はコインチェックだけ)
と、様々なサービスが展開されています。
コインチェックではできなかったことが3つあります
コインチェックでできないこと
- 取引所でのBTC購入最低ラインが0.005BTCであったこと
- 販売所での取扱通貨数は最多。しかし取引所での取扱通貨数は4種類しかない
- 出金・入金・送金に対しての手数料が他と比べて高い
これらについては、わたしが実体験した話とあわせてご説明したいとおもいます。
取引所と販売所の違い
国内取引所の中には取引所と販売所という2つの売り場を持つ取引所が存在します。
取引所と販売所の違いを簡単にまとめると、
- 販売所:ユーザーと取引所
- 取引所:ユーザーとユーザー
このようになります。
結論
- とにかく手間をかけずに仮想通貨を購入するなら『販売所』
- 手間をかけてでも手数料を少なくしたい人は『取引所』での購入がオススメ
取引所は板取引とよばれるリアルタイムな取引がユーザー間で行われています。ユーザー同士ということもあって価格のずれを起こしにくいものに対し、販売所は取引業者が提示した金額でしか購入ができません。
こちらは2022年/5月でのレートです。
購入金額が1BTCあたり約394万円に対し、売却金額は約371万円となっていますよね。
つまり394万で1BTCを購入し、それをすぐに売却すると371万円になるということです。
この差をスプレッドといいます。
いやいや、たしか購入手数料は無料のはずですよね?
と、おもってしまいますよね。安心してください。
手数料“は”無料だけど、スプレッド(手数料っぽいもの)はありますよ
これが一般的な販売所というものです。
どの国内取引所でも販売所で購入した場合は、大なり小なりこのスプレッドが本来の価格に上乗せされています。
つまり販売所で仮想通貨を購入した時点で、その何%かは手数料ではないなにかに持っていかれるのです。
取引所での最小注文量が高かった
Coincheckの取引所でBTCを購入しようとすると、最低0.005BTC以上でしか購入ができません。
2022/5月の段階では下落傾向とはいえ1BTCあたり約380万円でした。つまり0.005BTCだと最低でも1.9万円が必要です。
まずは10000円くらいからちょっとお試しで…
という狙いが完全に打ち砕かれた瞬間でした。
いやいや、さすがは天下のビットコイン。諭吉さん1人ではどうにもならないというのがよくわかりました。
ならばビットコインと双璧をなすイーサリアムを購入してみよう
と方針を改めたわけなのですが、
取引所での取扱通貨は4種類だけ
- BTC(ビットコイン)
- ETC(イーサリアムクラシック)
- MONA(モナコイン)
- PLT(パレットトークン)
ETHやXRPくらいはあるかなと思っていたのですが本当に4種類だけでした。
ここでわたしのなかでCoincheckに対する結論が出ました。
Coincheckを使って幅広く運用するのであれば、仮想通貨は販売所での購入が必須である、ということです。
こつこつとした積立であれば購入回数は少なく済みますから手数料についてはあまり考えなくても大丈夫かとおもいます。
ただ仮想通貨以外の投資においては手数料というのは特に注目したい点ではありますので、利益の最大化を求めるのであればスプレッドの幅などは事前に把握しておいたほうがいいかもしれませんね。
おさらいとなりますが、
こんな人にはコインチェックがオススメ
- 難しいことは置いておいて、とにかく仮想通貨を購入したいという人
- 頻繁に仮想通貨を購入する予定がなく、こつこつと積立していきたい人
- 気軽にいろんな仮想通貨に触れてみたい、ちょっと買ってみたいという人
キャンペーンに興味があったり、今すぐ口座を開きたいという方は、
コインチェック公式サイトはこちらから
ぜひコインチェック公式サイトをチェックしてみてください。
わたしが選んだ国内取引所は『GMOコイン』です
わたしが選んだ取引所は『GMOコイン』です。
選んだ理由
- 取引所でメイカーとなれば手数料がもらえる
- 銀行即時入金にも対応
- 日本円出金手数料無料(ただし最低1万円から)
- 仮想通貨出庫手数料無料(ちょい制限あり)
- レバレッジは今のところやる気なし
取引所での手数料がほとんどないこと、板取引で値札を貼り付ければ手数料が逆にもらえる制度もあります。
Coincheckでは有料であった送金手数料が無料であり、1万円以上というしばりがあるとはいえ日本円の出金も無料で行える、という手数料に手厚いサポートが入っているのが特徴です。
取引所での購入も幅広く可能で、ビットコインも最低0.0001BTCからと非常に購入しやすい価格帯となっています。
まとめ
まとめ
- わかりやすさ、敷居の低さはCoincheckが圧倒的
- 手数料無料の裏にある販売所でのスプレッドに気をつけましょう
- わたしは手数料に無料が多い『GMOコイン』を選びました
比較サイトではさまざまな基準で国内取引所について紹介されています。
ぼんやりとみていただけでは違いというものがよくわからなかったのですが、実際に目標ややりたいことなどがはっきりしたときに、やっと比較記事のどこを見るかがわかってきました。
Coincheckに入金した諭吉さんですが無事にビットコインに生まれ変わりました。これからこの子にはいろんなところで働いてもらいたいですね。
ようやく我が家をみつけて落ち着けるようになりましたので、ここからはさらにいろんなことに手をつけていきたいです。
ではまた次の記事で