本記事はDRIVEZの始め方、特にプレイに必要な口座開設から送金方法まで、この流れを解説した記事となります。
こんな人にオススメ
- DRIVEZ参加したいなあ。え、海外取引所? メタマスク? え?
- PancakeSwapでメタマスクと接続してトークンをスワップ ← この文言で頭が爆発しそうになる人
- 口座開設なんて簡単に開設できますよ、とは言いますけれども…
という人に向けた記事となります。
暗号資産に慣れた人であれば、この手の流れはスルスルとこなせてしまうのですが、初めて仮想通貨に触る、アプリに興味を持ったという人にはこの単語の羅列は少々厳しいものがあります。
筆者自身も↑の文言を聞くだけでイライラする時期がありました。
お願いだから日本語でしゃべれと、カタカナを使うなと
というわけで今回はDRIVEZをはじめるために必要な行程を画像付きで解説しております。
ここまでわかります
- 国内取引所からアプリへの入金までの流れがわかります
- なるべく損をしないルート、簡単なルートの2種類を紹介しています
- 暗号資産を準備する上で気をつけておくポイントがわかります
全行程を解説していますので、記事自体が長くなっている点にご注意ください。
もし途中で詰まってしまった場合は → に出てくる目次タブから戻ったり、全体の流れを見直すなどゆっくり進めてくださいね。
DRIVEZの始め方。口座開設から送金までを解説します
まずDRIVEZを始めるにあたって必要なものを列挙します。
DRIVEZに必要なもの
- 国内取引所(オススメはGMOコイン)
- Bybit(海外取引所)
- メタマスクなどのウォレット
- $DRIVトークン
- DRIVEZアプリ(β版)
DRIVEZ公式サイトはこちらからどうぞ
続いてDRIVZEを開始するまでの手順ですが、
【筆者オススメルート】
- DRIVEZアプリをダウンロード(iOS、Android対応)
- 国内取引所でXRPを購入
- 国内取引所からXRPをBybitに送金
- BybitでXRPをUSDTに両替
- 両替したUSDTをメタマスクに送金する(BEP-20)
- PancakeSwapでUSDTをDRIVと少量のBNBにスワップする
- メタマスク内のDRIVをDRIVEアプリに送金する
こちらのルートをオススメしています。
現状DRIVを取り扱う取引所はBybitのみであり、他にはDEX(分散取引所)であるPancakeSwapがDRIVを取り扱っています。
このPancakeSwapを利用することで送金にかかる手数料をおさえることができます。
デメリットとしては必要な行程がやや多く、必要な取引所が複数にわたってしまうため仮想通貨初心者の方にはハードルがやや高めです。
そこで本記事では、こちらの流れを画像を用いてより詳細に解説いたします。
もう1つのルートとして上記よりも簡便なものも紹介します。ただしこちらはDRIVEZ送金の際に手数料がかかるデメリットがあるので注意してください。
ポイント
【このルートは送金手数料がかかります】
- 同上
- 同上
- 同上
- BybitでXRPをUSDTに両替
- Bybitで両替したUSDTでDRIVと少量のBNBを購入する
- DRIVをBybitからDRIVEZアプリに入金する(ここで手数料)
手数料は大丈夫だからとにかくサクッと済ませたい、という人に向けたルートとなりますので、こちらについても別枠で解説いたします。
まずは必要な口座開設とウォレットを用意しましょう
DRIVEZをはじめるにあたって必要な口座やウォレットは以下となります。
口座開設に必要なもの
- 国内取引所:GMOコイン(オススメ)
- 海外取引所:Bybit
- 仮想通貨ウォレット:メタマスク
- DEX(分散型取引所):PancakeSwap
NFT(車)を購入するには仮想通貨DRIVを購入しなければなりません。
ただし国内の取引所ではDRIVを販売していないため、販売を行っている海外取引所を利用する必要があります。
使用する取引所は、
この2つです。
まず国内で口座開設するならGMOコインをオススメしています。
GMOコインがおすすめな理由
- 送金や入金手数料が無料
- 他の取引所では手数料がかかるところもある
- 送金に便利なXRPを安く購入できる
- 別の取引所へ頻繁に送金するならGMOコイン一択
口座開設はGMOインターネットグループの【GMOコイン】から
GMOコインはわたしも普段使っている国内取引所なので安心です
並行してNFTを購入する際に使用するウォレット(メタマスク)を導入・設定しましょう。
メタマスクの導入はこちらから
国内取引所・海外取引所・メタマスク。この3つがあればNFTの購入やBCGへの参加には問題ありません。
取り扱う通貨によっては複数の海外取引所をまたいだり、新たに口座開設する必要がありますが、基本的にはこの3つだけで十分です。
ただこのハードルを越えるのがめちゃくちゃ難しいんですよねぇ…
正直、この行程はとんでもなくハードルが高いです。10人いたら8人はめんどくさいと諦めるでしょう。
この無理難題のおかげでNFTやBCGへの参加をためらうという方は非常に多いとおもいます。
あえてめんどくさい紹介をするには理由があります
めちゃくちゃ面倒じゃないか。口座開設なんて1つでいいだろ。というご指摘はごもっともです。
実のところ口座開設自体はBybitだけで事足りてしまいます。
にもかかわらず、筆者はあえて手間のかかる面倒なルートをお伝えしようとしています。
理由は単純で、近道は損をするからです。
めんどくさいルートをあえてご紹介するには2つほど意図があります。
- 高い手数料で本来の予算を削られるから
- 仮想通貨の世界を経験してもらうこと、知識をつけてもらうこと
この2点を意識しています。
簡単なルートをお伝えするだけなら簡単です。ぶっちゃけてしまえばクレジットカード1枚で事足ります。しかしわたし自身クレジットカードを使っていません。
クレジット入金は手数料がえぐいんですよぉ…
後述しますがクレジットカードは手数料が高く、とても使えたものではないのです。
もう1つの理由として、いわゆる正規ルートをしっかり通ることで、仮想通貨の危険性と真正面からぶつかってもらえれば、という勉強的な意味も持っています。
少し脱線しますが仮想通貨の世界は本当に危険だらけです。
未開拓に等しい荒地では常にみなさまのふところを詐欺や誘惑が狙っています。
そのため実践でビシバシ学んでいくことで、危ないところ、注意すべき点などを理解しながら進めていってもらえればとおもっております。
とはいいつつもやはりめんどくさいものはめんどくさいです、本当に。
はやくクレジット1枚で完結する仕様になりますように
【実践編】国内取引所から海外取引所へ送金しましょう
ここからは実際の送金作業に移ります。簡単にここでの流れをおさらいすると、
- 国内取引所でXRPを購入
- 国内取引所からXRPをBybitに送金
- BybitでXRPをUSDTに両替
まずは最初のステップとして国内取引所から海外取引所へ仮想通貨を送金する方法です。
今回送金するものはXRP(リップル)です。
なぜXRPなのかといいますと、
なぜXRP?
- 送金に特化した仮想通貨であること。送金速度や安定性が高い
- 送金手数料が有料な取引所でも比較的手数料が安価で済む
- 国内取引所で手に入れることができる
- USDTへ両替可能な通貨の中でもっとも手数料がかからない
このような理由があります。
さきほどからオススメしているGMOコインであればもともと送金手数料はかかりません。
しかしもともとの登録者数が多いコインチェックでは手数料がかかるため、その手数料をおさえる意味でもXRP(リップル)での送金をオススメしています。
国内取引所からBybitへXRPを送金
XRPの購入から送金までの流れについては、
こちらの記事で詳細に解説していますので、これに沿って行けばBybitへの入金ができます。
流れとしては、
- 送金宛先アドレスを作成する → BybitからXRPの入金アドレスを入手する
- 送金宛先を登録する
- 登録した宛先を選択して送金する
となります。
宛先作成で事前に受取先である海外取引所から入金用のアドレスを引っ張ってくるというのが肝となります。
宛先さえ作成してしまえばあとはそれを流用できるので、最初の1回だけがやや面倒です。
BybitでUSDTを購入する
BybitにXRPの着金を確認すると、今度はBybitを利用してXRPをUSDTに変換します。
USDTとは米ドルに連動したステーブルコインと言われる仮想通貨です。
この辺からとてつもなくややこしくなるので、この一連の作業については『円をドルにしている』と考えてもらえるとOKです。
画像の番号に沿って手順を説明すると、
XRP→USDTへの変換方法①
- 現物→現物取引を選択
- XRP/USDTを選択(XRP3Lなど類似もあるので注意)
- 現物を選択(マージン 3×ではありません)
- 『売り』を選択
まずはここでひと段落です。慣れればこの辺はサクサクです。
XRP→USDTへの変換方法②
- 成行を選択(慣れていれば指値でも可)
- ゲージを100%に(全部売る)
- XRPを売るを選択(これでXRP→USDTに)
これでXRP→USDTへの変換が可能となりました。
USDTを獲得したら、次の項目に進む前にBNBを0.005~0.02BNB程度購入しておきましょう
Bybitに直接入金したらダメなの?
Bybitではクレジットカードを用いれば日本円で仮想通貨を購入することができます。
じゃあこんな面倒な作業いらないじゃん、となるのですが実際これはオススメできません。
なぜならBybitへのクレジット入金は手数料がとてつもなくかかるからです。
円での入金は実際のドル/円価格よりも10円以上高くなりますし、入金用銀行からの手数料も3%近く取られます。まさに二重課税といった状態です
余計なコストがかかる手法はオススメしていません
ただでさえ高い買い物なのに、さらに手数料を取られるというのはいい気持ちがしませんよね。
【実践編】USDTをDRIVに変換しよう
ここからはいよいよDRIVを購入するステップとなります。
前述しましたが今回は2つのルートを解説します。
- Bybit → メタマスク → PancakeSwapでDRIVをスワップ → DRIVEZ
- BybitでDRIVE購入 → DRIVEZ
オススメなルートは1です。
2のルートはBybitで変換したUSDTでそのままDRIVを購入できるルートですが、DRIVEZアプリ送金に手数料として50$DRIVが必要です。正直オススメできません。
1のルートであればスワップ&送金の際にわずかなガス代(BNB)のみで済ませることができるためお得になります。
ここで、いきなりBNBという別の仮想通貨が出てきましたが、BNBはDRIVEZで用いられるブロックチェーンでの送金手数料と覚えてもらえればOKです。
実際に送金を行う際はこの手数料(ガス代)のために、少額のBNB(0.01BNBで十分)も購入しておきましょう
メタマスクでDRIVをインポートする
以降は手順1についてを解説します。面倒な作業もいよいよ佳境です。
国内・海外取引所と渡り歩き、メタマスクという障害を乗り越えて、ついに満を持してラスボスのご登壇となります。
正直、ここまでの行程をたどることができればどんなBCGでも参加できると思います
DRIVEZデビューまであと少しです。がんばりましょう。
BybitからメタマスクにUSDTを送金する
まずBybitの現物資産を表示させ、さきほど交換したUSDTの『出金』を選択しましょう。
こちらの出金画面でウォレットを送金したいアドレス、今回はメタマスクのアドレスを記入します。
そのあとのチェーンタイプは必ずBSP20を選択するようにしてください。
他のチェーンタイプを選択してしまった場合、回収がかなり難しくなるのでここは要確認です
チェーンを選択したあとは送金したい金額を記入し、本人確認・承認作業を行ったあと送金処理が開始されます。
慣れていないときはまず少額を送金するなど試しながら行いましょう
送金が成功すればメールアドレスに着金の報告が届くのですが、5分近くかかることもあるため結構ドキドキします。
怖いなと思う人はまずは少額送金で確認することを徹底しましょう。
メタマスクにDRIVトークンをインポートする
チェーンはBNBスマートチェーンになりますのでBSCチェーンを選択してください。
BNBチェーンってなんですか? そんなものどこにもないんですが?という人は、
TokenMagicにアクセスし、
こちらの赤枠をクリックしてください。自動的にBSCチェーンのアドレスが読み込まれます。
最初にBNBが表示されていれば正解です。BSCチェーンが正しく認識されています。
ここから少し話が脱線します
注意点としてメタマスクは仮想通貨すべてを表示できる機能をもっていません。
つまり送金するトークンの受け皿は自分で用意する必要があります。これをトークンをインポートするといいます。
インポートするには各トークンに設定されたコントラクトアドレスが必要です。
どこにあるんじゃいそんなもん!とおもわれるかと思いますが、ここが非常に大事です。
コントラクトアドレスについて
- 基本的にコントラクトアドレスは自分で探す
- 偽物のアドレスがそこらじゅうにあります
- 大事なのはトークンのアドレス先ではなく、その『探し方』です
まだまだ未開な仮想通貨業界では詐欺が当たり前に横行しています。
かんたんに見分けられるものから、不意なクリック1つで全財産を抜かれるものまで、数えるだけキリがありません。
ちなみにDRIVのアドレスは、
DRIVのコントラクトアドレス
0x461daB902f38210b42b7D8B4bfc71296E0629006
こちらになります。このアドレスを、
『トークンをインポート』の部分を選択し、
こちらにコピペしてもらえればDRIVトークンのインポートが完了します。
と、手順だけ解説すれば簡単ですが、
↑のアドレスが偽のトークンのものだった場合、どれだけ待ってもDRIVは着金しませんよ、ということです
人に聞くというというのはリスクがあります。手段を問わなければ相手をかんたんに引っかけてしまうこともできてしまうわけです。
↑のアドレスはしっかり本物なので安心してくださいね
めちゃくちゃ難しい話にはなるのですが、こういったアドレスについては誰かに聞くよりも自分で探す方が勉強になったりします。
仮想通貨の世界は自己責任の一言でばっさり切り捨てられる環境ですので、
どこに詐欺ではない安全なアドレスがあるのか
を意識しつつ、自分で見つけてみるという経験をぜひ積んでみてください。
ちなみに筆者の場合は、
- CoinMarketCap
- 運営の公式アカウント
- プロジェクトのホワイトペーパー
ここからアドレスを探すようにしています。
コミュニティがあればトークンのアドレスが張り付けてあったり、誰かの質問に横耳をたてながらWチェックするといったこともします。
優先すべきは詐欺被害の防止。そのための防御力向上はめちゃくちゃ大事です
自分の資産を守る意味でもここからの作業も防御力全開で臨むようにしましょう。
PancakeSwapでUSDTをDRIVにスワップする
さてメタマスクへDRIVが着金したら、いよいよPancakeSwapのお時間です。
PancakeSwapはBSCチェーン上のトークンを交換したり、預け入れることができるDEX(分散取引所)と呼ばれるものです。
用途が非常に多いため、今回はスワップ機能のみを限定して紹介します
PancakeSwapでUSDTをDRIVへ
『ウォレットを接続』を選択することでメタマスクとPancakeSwapをつなげることができます。
これによってPancakeSwapのページ上でメタマスク内の仮想通貨を交換できるようになります。
スワップを選択してもらい、交換するトークンとそれぞれ決定していきます。
交換前のトークンをUSDT。交換後のトークンをDRIVとします。
検索する際は枠内に直接トークン名を打ち込むこともできるのですが、
このように『DRIV』と検索するだけで別のトークンが表示されたりします。
どれが正しいトークンなのかわかります?
このように判別が難しい際には、上記に添付したコントラクトアドレスで検索することをオススメします。
今回はUSDT→DRIVですが、この取引にはガス代として少額のBNBが必要です。
ここで事前に購入をお願いしていた少額のBNBが活きてきます
事前にBNBがないとガス代不足により送金が認められません
BNBもメタマスク内に送金されていると思いますので、PancakeSwapに接続した時点でしっかり認識されています。
交換必要数を入力、数量確定後はメタマスクでガス代が計算され、問題なければそのまま承認。トランザクションが作成(取引完了)されます。
$DRIVをアプリに送金する
$DRIVのスワップが完了すればメタマスク内のDRIVトークンが増えているかと思います。
$DRIVトークンを選択し『送金』をタップ、またはクリック。
こちらの送金先にDRIVウォレットのアドレスを入力します。
ウォレットのアドレスは
DRIVの『入金』を選択し、
こちらのアドレスをコピーし、さきほどのメタマスクの入力欄にペーストしてください。
同様の方法でBNBもDRIVZアプリに送金しましょう。最低入金10BNB以上と記載がありますが、これは最大入金10BNBの誤りです。
運営自ら「ごめんそれ誤表記!」と発言するほどにツッコミが殺到しましたそりゃそうよ
BybitでDRIVとBNBを購入し送金する
最後に手順2の方法から解説します。
交換したUSDTを用いてDRIVまたは少額のBNBを購入します。
こちらの現物取引を選択。
右上からDRIV、BNBと購入したいトークンを検索しましょう。
現物 → 買い → 指値or成行 → 購入数量 → DRIVを買う
この流れで購入してください。
BNBも同様に購入することができますので、この時点で0.005~0.02BNBほど購入しておくことをオススメします。
BybitからDRIVとBNBをDRIVEZアプリに送金する
このままDRIVEZアプリに送金することが可能です。ただしBybitからのDRIV送金には手数料がかかることに注意してください。
アカウント画面から資産 → 現物を選択し、こちらの画面に移ってください。
DRIVの残高が表示されているので出金を選択。
ウォレットアドレスにはDRIVEZアプリ内のDRIVアドレス、チェーンはBSCを選択してください。
数量を選択する際に手数料が50DRIVかかります。
この手数料50DRIVが重いため、あえて迂回するほうがお得になるという状態となっています
手数料が問題なければ、その後の認証確認で送金は完了します。
さいごに
以上がDRIVEZアプリへトークンを送金する一部始終となります。
ルートによっては、国内取引所から始まりDEXまでをも利用するという大変長い道のりとなります。
一度だけでは難しいとおもいますので、時間をかけてでも少しずつ進めていくようにしてください。
慣れてくるまでは送金するたびにドキドキします
利用するブロックチェーンを選択すること、またトークンを正しく認識させることなど、気を使わなくてはいけない箇所が多い反面、ここまでをクリアできれば暗号資産への向き合い方が大きく変わります。
今まで行けなかったところに手を伸ばすことができる。
行程としては膨大ですが、この部分をしっかり理解することで暗号資産がより楽しくなりますので、ぜひ気になったときにまた本記事に目を通してみてください。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
ではまた次の記事で。